聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 06日 (日)

申命記14:1-29
あなたは主の聖なる民である


Ⅰ.忌みきらうものを食べてはならない(1-21)

 神様は、イスラエルを神様の民としてお選びになりました。神様の民は生活面においても、当然神様の民らしくしなければなりません。神様の民は死人のために自分の身に傷をつけるなどの異民族の悪い風習を見習ってはいけません(1,2)。神様は、イスラエルが食べてはならない食物が何であるのかを、話してくださいました(3-21)。これらのものは、異邦人たちがむやみに食べる物であり、彼らの偶像にささげる物でした。それで神様はこの食物を食べながら異邦人と交際し、偶像崇拝に陥ってしまうのを防ごうとされました。イスラエルがその基本的な日常生活から異邦人と区別して生活する時、彼らはカナンの地に蔓延した偶像崇拝の風習から自らを聖く区別することができるのです。しかし何よりも大切なのは内面の聖さです(マコ7:19-22)。

Ⅱ.十分の一をささげなさい(22-29)

 神様は、毎年すべての収穫の十分の一をささげなさい、と言われました。これは神様が実を実らせ、祝福されたことに対する感謝のしるしです。神様は十分の一をささげさせることで、神様を恐れることを学ばせようとされました(23)。また十分の一は、「相続地がなく、神様だけに仕えるレビ人たちと孤児とやもめのために用いるよう」にもされました。神様の民はこのような物質を、神様を恐れ、聖なる生活をするために使わなければなりません。


祈り:主よ!私が神様の民らしく聖なる生活をするように助けてください。日常生活も神様中心に担うことができるように助けてください。

一言:あなたは、あなたの神、主の聖なる民である


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