聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 10日 (木)

申命記18:9-22
私のようなひとりの預言者をあなたのために起こされる


Ⅰ.主に対して全き者でなければならない(9-14)

 カナンの地には、自分の子どもを火の中に通らせる惨酷な偶像崇拝者がいました。また、占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者など、それらの迷信を信じる者たちが多くいました。神様がカナンの地を滅ぼそうとされたのも、このような重い罪のためです。モーセは、カナンの地に入って行くイスラエルの民に、主に対して全き者でなければならない、と教えました(13)。私たちクリスチャンは時代に見習ってはいけません(ロマ12:2)。

Ⅱ.彼に聞き従わなければならない(15-22)

 イスラエルの民は総会の日に仲介者を立てることを要求しました(出20:19)。神様はその時彼らの中でモーセのような預言者一人をお立てになり、彼の口に神様の御言葉を授ける、と約束されました(18)。この預言者はまさに唯一の仲介者イエス・キリストを指すのです。神様はモーセに律法の御言葉を授け、イエス様には救いの御言葉を授けられました。誰でもこの預言者の言葉に聞き従わない者は神様によって滅ぼされます(19)。

 預言者は神様の御言葉の代弁者です。イエス様の御言葉は聞いても聞かなくても良いというものではありません。これは永遠の破滅か救いかという問題です。それで私たちは彼に聞き従わなければなりません。特に、「この世を見習ってはならない」という言葉に従わなければなりません。


祈り:主よ!イエス様を通していのちの御言葉をくださり感謝します。私がそれまで御言葉を軽んじて世に見習って生きていたことを悔い改めます。今主の御声を聞きます。

一言:彼に聞き従わなければならない


<<(1)    前のページ(14)    15    次のページ(16)    (30)>>

聖書別日ごとの糧