聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 13日 (日)

申命記20:1-20
戦争についての戒め


Ⅰ.戦争の準備(1-9)

 まず心の準備が大切です。敵の馬や戦車や多くの軍勢を見ても、恐れてはいけません。なぜなら戦争の勝敗は神様にかかっているからです。それで私たちは恐れを退け、神様の助けを願わなければなりません。神様は選ばれた民とともにおられ、敵と戦い、勝利を得させてくださる方です(4)。

 恐れて弱気になっている者がいれば、家に帰らせなければなりません(8)。恐れる者がいれば、他の人までも士気をくじかれるからです。

 クリスチャンはイエス・キリストの兵士です(Ⅱテモ2:3)。私たちは目に見える敵と戦う時も、見えないサタン、悪魔と戦う時も、恐れないことが最も大切なことです。相手の戦力が強く見えても、全能なる神様が私と共におられることを信じなければなりません。神様を信じる信仰で戦う者はどこに行っても勝利する人生を生きることができるのです。

Ⅱ.敵をどのように処理するのか(10-20)

 戦う前に、まず平和のために努力しなければなりません。戦わずに平和を得ることが一番良いのです。しかし戦わなければならない場合は、徹底的に戦わなければなりません。カナンの地にある町では人でも、家畜でもみな聖絶しなければなりません。これはイスラエルに信仰の純潔を守らせるためです(18)。戦争では勝っても、内側からの敵には負けることがよくあります。偶像は内側からの敵として徹底して取り除かなければなりません。


祈り:主よ!敵と戦って勝つ前に、まず恐れを退けなければならないことを学びます。主が私と共におられることを信じて戦います。

一言:私と共におられる神様


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