聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 18日 (金)

申命記25:1-16
継承者の重要性


Ⅰ.その名が消し去られないようにしなさい(1-10)

 兄弟の内、一人が死んだ場合子どもがなければ、その死んだ者の妻は他人にとついではいけません。そしてその夫の兄弟が彼女を妻としてめとり、その夫の兄弟としての義務を行なわなければなりません(5)。このようにしてその女の産む最初の男の子に、死んだ兄弟の名を継がせるのです。もしその人が兄弟の妻をめとらなければ、長老たちの前でくつを脱がされ、つばきをかけられなければなりません。

 このように神様は代をつなぎ、御業を継承することを重要視されます。代を断ち、御業を断絶することは神様に対する罪です。これは一人を育てる御業や教会についてもそうです。ところが御業を継承するためには、家庭と教会構成員の犠牲が必要です。死んだ者の妻は再婚できない犠牲が必要です。このような犠牲がなければ、御業の継承はありえません。

Ⅱ.完全に正しい枡を持っていなければなりません(11-16)

 クリスチャンははかりをごまかしてはいけません。完全に正しい枡を持っていなければなりません(15)。そうすれば長く生きることができます。目の前の小さな利益のために不正をする者を、主は忌みきらわれます。人が見ていても見ていなくても正直に行なわなければならず、人の目をあざむいてはいけません。


祈り:主よ!私の名前が断たれないようにし、私たちの集まりの働きが中断されず、発展することで主の大いなる御旨を行なうようにしてください。

一言:その名が消し去られないようにしなさい


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