聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 19日 (土)

申命記26:1-11
初物を主にささげよ


Ⅰ.初物を主にささげよ(1,2)

 多くの苦労と試練を経て、乳と蜜が流れるカナンに入たイスラエルの民は農業をし、収穫するようになります。モーセは、その時初物を主にささげなさい、と命じます。ここにはどんな信仰の意味があるのでしょうか。

 それは神様の恵みに感謝することです。自分たちの食欲や欲望を満足させる前に、まず神様を喜ばせることです。また、これは私たちの最上の物を神様にささげることです。

 今私たちが受けている祝福は自分の能力や努力で得たものではありません。全て神様が私たちに恵みによって与えてくださったため、得ることができたものです。それで私たちは神様がくださったことに感謝する生活をしなければなりません。また私たちの最上のものをささげることで、主に栄光を帰さなければなりません。

Ⅱ.初物をささげる時の信仰告白(3-11)

 私たちが初物を律法的な姿勢で、形式的にささげては意味がありません。その時私たちは神様が今まで導いてくださった恵みを覚え、感謝しなければなりません。喜びによってささげ、主に礼拝をしなければなりません(10,11)。

 喜びと感謝、そして志願する心で、神様に初物をささげる時、神様は栄光を受けられます。


祈り:主よ!私にある全てのものがみな主の恵みによるものであることを悟り感謝します。私は最上のものをささげ、主に仕えます。

一言:初物を主に


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