聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 20日 (日)

申命記27:1-26
祝福の地に入って行く日には


Ⅰ.石の祭壇を築き、全焼のいけにえをささげなさい(1-8)

 荒野で四十年間放浪したイスラエルがヨルダン川を渡り、乳と蜜が流れるカナンの地に入るようになる日は胸がはりさけんばかりの喜びの日となります。ところが祝福の日を迎えれば、心が離れ神様の恵みを忘れてしまいがちです。また人間的な喜びに陶酔して、それで終わりとしてしまいがちです。しかし神様の民はまず主に感謝の祭壇を築き、いけにえをささげなければなりません。そしてそこで食べて、主の前で喜ばなければなりません。そしてすべてのみおしえのことばをその石の上に書き記さなければなりません。

 この御言葉は、私たちが祝福の日に決して神様の御言葉を忘れてはならない、という真理です。このような時、神様は続けてその子どもたちと共におられ、恵みを施されます。

Ⅱ.主の命令とおきてとを行ないなさい(9-26)

 神様の民になった者は神様の救いの恵みを覚え感謝の祭壇を築くことも重要ですが、その後に神様がくださった命令とおきての御言葉にそのまま聞き従って行なうことも大切なのです。神様の御言葉を守る時、神様だけを礼拝するようになり、神様の民としてのきよさを守ることができるのです。神様の御言葉通りに行なう者は祝福を受けます。しかし神様の御言葉を実行しない者はのろいを受けるのです。


祈り:主よ!祝福の日に、まず主の恵みに感謝することを忘れないように助けてください。また主の御言葉を力強く覚え、守ることができるように導いてください。

一言:祝福の日に、まずすること


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