Ⅰ．この命令は、あなたにとってむずかしすぎるものではなく(1-14)

　神様は、選んだ民がご自分の御言葉に聞き従わない時、懲らしめられます。しかし悔い改めて立ち返り、再び、心を尽くし、精神を尽くして御声に聞き従うなら、神様は再びその人を喜ばれ、祝福されます(1-10)。この神様は憐れみと慈悲深い神様です。

　私たちは神様の命令を負担に思う傾向があります。そして自分の弱さと足りなさを理由に、神様の御言葉に聞き従わないようにしがちです。しかし憐れみと慈悲深い神様を考える時、神様の命令はむずかしすぎるものではなく、遠くかけ離れたものでもありません。命令の本当の意味を知るために天に上る必要もなく、海を渡って行って研究する必要もありません。命令は私たちの口にあり、心にあります(14)。聞き従おうとする心を持った人は宝を楽しむように主の命令を楽しみます(詩119:14)。

Ⅱ．生きるためにいのちを選びなさい(15-20)

　誰でもいのちと祝福を望み、死とわざわいを避けることを願います。人は幸福を切に求め、不幸を恐れます。

　しかしいのちの道と死の道は選択の道です。主の御言葉に聞き従えば、いのちと幸いがあります(16)。誘惑されて世のほかの神に仕える時、死とわざわいがあります(17,18)。それで熱心に主を愛し、御言葉に聞き従って、いのちを選ばなければなりません(19)。

祈り：主よ！私が主の心を知り、主の命令を熱心に守ることができるように助けてください。いのちの道を行くように導いてください。

一言：命令を楽しめ