聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 12月 02日 (金)

申命記33:1-29
イスラエルを祝福するモーセ


Ⅰ.律法をお与えになった祝福(1-5)

 神様の人モーセは死ぬ前に、イスラエル人のために祝福します。モーセは部族ごとにそれぞれ祝福する前に、まずイスラエルがどんな点で祝福を受けたのかを宣布します。神様はイスラエルにいなずまのような律法をくださいました(2)。この律法はイスラエルの民の罪と腐敗を焼き、彼らの人生を清くします。罪によってかたくなになり、なえて、苦しめられる民たちに、いなずまのような律法をお与えになったのは大きな祝福です。イスラエルはその律法によって、その民はほかの民族と区別され、神様の民としての特権を受けるようになりました。

Ⅱ.部族ごとに対する祝福(6-29)

 今モーセはイスラエルの各部族を祝福します。モーセは、まず「ルベンは生きて、しなないように。その人数は少なくても。」と願います。ユダの大きな繁栄を願って預言します。レビが大祭司の職分をいつまでも担うことを願います。特に彼らが両親、兄弟、子どもより、神様の御言葉を優先したことを深く認め、激励しながら、彼らがイスラエルの全部族に神様の定めと律法を教えるように頼みます(9)。

 各部族を祝福したモーセは、結論として、イスラエルはしあわせであると言います(29)。とこしえの神様が盾となり、勝利の剣となってくださるイスラエルは祝福された民です。神様の祝福がともにある限り、彼らは本当にしあわせな民です。


祈り:主よ!私に律法をくださり、私の盾と剣となってくださるので、私はしあわせな者です。私がこの祝福をよく担うように助けてください。

一言:しあわせなイスラエルよ。だれがあなたのようであろう。


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