聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2017]

2017年 05月 06日 (土)

申命記24:1-22(21)
在留異国人や、みなしご、やもめのために

 神様の民は在留異国人やみなしご、やもめ等、弱者を差別したり抑圧したりしないで、むしろ、憐みを施さなければなりません。イスラエルの民たちも過去にエジプトで奴隷生活をした時がありました。その時、神様は一方的な恵みで彼らを贖い出して下さいました。神様の恵みを受けた彼らであるからこそ、弱者に対して恵みを施すのは当たり前です。穀物または果物を収穫する時、薄情にすべてを持っていかないで、在留異国人やみなしご、やもめ達のために少し残して置かなければなりません。他人の生活を思いやることなく、自分の利益だけを考えるのは神の民らしい行いではありません。愛は他人に対する関心と配慮です。神様の民は弱者の人権と暮らしを顧みて、豊かなこころで愛を施すべきです。自分も過去に助けをもらって、これからも助けを受ける日がきます。お互いに顧み、施す共同体が神様の共同体です。

適用:弱者たちを顧みていますか

一言:残して置きなさい


<<(1)    前のページ(21)    22    次のページ(23)    (32)>>

聖書別日ごとの糧