聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2020]

2020年 08月 31日 (月)

申命記3:12-29(22)
戦われるのは、あなたがたの神、主である

 モ-セはシホンとオグから占領した地をルベン人とガド人とマナセの半部族に与えました。土地を割り当てられた2つと半部族に対して、モ-セは、カナン本土を征服しに行く時には先頭に立つようと命じました。利己的な思いを捨て、共同体全体の益を考えるように助けたのです。モ-セは、ヨシュアにカナン征服の指揮権を与え、二つのことを記憶するように助けました。一つ目は、カナン人を恐れないこと。二つ目は、カナン征服はイスラエルとカナンの民族間の争いではなく、主がイスラエルのために戦われる戦争だということ。モ-セはこの時すでに、自分はカナンの地に入ることはできないと神様から聞いていました。それでも、モ-セはヨルダン川の向こう側にある麗しい地を見られるようにしてほしいと、もう一度お願いをしました。しかし、主はモ-セの願いを聞き入れて下さいませんでした。主の目には、モ-セはもう役割を終えたのです。モ-セは祝福の実を味わうよりも、主の救いの御業に用いられたことだけでも感謝でした。モ-セの祈りは聞き入れられませんでしたが、主の御心を受け入れました。心の底から御心に従い、後継者ヨシュアを立てたのです。
 私の霊的な戦いも私の力で戦うことではありません。主が私たちのために戦われるのであり、私たちは用いられる兵士です。主が戦われるのですから、勝利は既に確約されているのです。私たちが総司令官である主の声をよく聞いて、大胆に戦うことを祈ります。


適用:戦いを恐れていませんか

一言:あなたがたのために主が戦われる


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