聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2020]

2020年 10月 27日 (火)

申命記18:1-22(9)
忌み嫌うべき慣わしをまねてはならない

 神様は、レビ人の祭司たちとレビ部族全てを手厚く支えるように命じられました。神様は全部族の中から彼らを選ばれました。彼らがいつまでも主の御名によって奉仕に立つためです。
 主が約束されたカナンの地にイスラエルの民が住むようになった時には、そこの異邦の民が行っている忌みきらうべきならわしをまねてはなりません。自分の息子、娘に火の中を通らせる者、占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者を容認してはなりません。これらの者は、神様以外の力を求めてそれらを心の支えにし、まことの主である神様の御心を知ろうとしません。主はそんな彼らを忌みきらわれ、イスラエルの前から追い払われます。
 では、どうすれば異邦のならわしに従わずに、神様のもとで全き者になることができるのでしょうか。日本では、雑誌やテレビ等で毎日のように占いを目にします。それで、占いの言葉が気になったり、神さま以外の力が世の中を支配しているように思ったりしてしまう人もいるかもしれません。しかし、世界を創り、歴史を治められているのは、まことの神ただお一人です。そして、神様は、イスラエルの民のうちからモーセのような一人の預言者を起こし、主の御言葉をその者に授けると約束なさいました。その約束された方、イエス・キリストの言葉を信じて、心にとめるなら、主のことばが、まことの救いと導きとなって、私達を主の平安に満ちた全き者としてくれます。


適用:忌みきらうべきならわしに惑わされていませんか

一言:まねてはならない


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