聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2020]

2020年 12月 07日 (月)

申命記30:1−20(2)
主に立ち返り、心を尽くして御声に聞き従うなら

イスラエルの民が、偶像バアルに仕えたことで神様ののろいを受け、遠い国々へ捕虜として散らされても、すべての国々の中で、彼らが我に返り、彼らの神、主に立ち返り、心を尽くし、いのちを尽くして御声に聞き従うなら、神様も彼らをそこから集めて連れ戻されます。神様は、彼らを先祖たちが所有していた地に導き入れ、彼らを幸せにし、 先祖たちよりもその数を増やされます。そして彼らと彼らの子孫の心に割礼を施し、イスラエルの民が心を尽くし、いのちを尽くして、彼らの神、主を愛し、そうして彼らは生きるようにされます。ですから、悔い改めて(つまり、罪や問題の方を見つめている目と心を神様のほうに向け、主による贖いと助けを信じて求めることをし)、神様に立ち返ることが、生きる道です。

神様が与えてくださる命令は、難しいものではありません。私たちの口にあり、心にあるものです。それなのに、心が腐敗してそれを守ることができません。しかし、私たちが神様の恵みを思い出して心より悔い改め、そして主に立ち返る時に、神様は心に割礼を受けさせ、心が変わるようにしてくださいます。

神様は、民が間違った時、失敗した時には、自分たちで何とかしようとせずに、早くご自分のところに立ち返るようにと望んでおられます。それは、罰を与えたり、裁いたりするためではありません。彼らを元どおりにし、主とともに幸せに生きるようにするためでした。私たちの前にはいのちと死、祝福とのろいが置かれてあります。その中から私たちはいのちを選ぶべきです。そうすれば私たちの日々は長く続くことになるし、祝福をも味わうことができます。



適用:救いと命の道はどこにありますか

一言:主に立ち返り、御声に聞き従う


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