聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2020]

2020年 12月 11日 (金)

申命記33:1−29(29)
幸いなイスラエルよ

神の人モーセが、その死を前にしてイスラエルの子らを、それぞれ祝福しました。「ルベン」については、人数が少なくても、死なないで生きるように。「ユダ」については、彼の敵の前で助けとなって敵を打ち破ることができるように。「レビ」については、神様のみおしえをイスラエルに教え、神様の御前で香をたき、全焼のささげ物を神様の祭壇に献げられるように。「ベニヤミン」については、神様に愛され、神様のそばで安全に住むように。「ヨセフ」については、天と地のすべての賜物、恵みが与えられるように。「ゼブルン」は、外に出て行くことによって祝福され、「イッサカル」は天幕の中で祝福をいただくように。「ガド」は彼の土地を広げる方を賛美するように、「ダン」については、獅子の子のように躍り出るように。「ナフタリ」については、恵みに満ち足り、主の祝福に満ちるように、「アシェル」については、その兄弟たちに喜びとなるように。

イスラエルの神様は、すべての祝福の源です。イスラエルの子孫たちをこのように祝福したモーセは、神様に並ぶ者はほかにないと告白します。神様は彼らを助け、永遠の腕で彼らの敵を追い払い、「根絶やしにせよ」と命じられたからです。結論的に、モーセは 「幸いなイスラエルよ、だれがあなたのような、主に救われた民であろうか。主はあなたを助ける盾、あなたの勝利の剣。敵はあなたに屈し、あなたは彼らの背を踏みつける」とほめたたえました。この神様を慕い求める私たちは、幸いな者です。



適用:真の幸福はどこから来るのでしょうか

一言:救いと祝福の神様


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