聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2006]

2006年 01月 06日 (金)

ヨシュア記24:1-13
歴史教育をさせるヨシュア


Ⅰ.救いの神様(1-8)

 ヨシュアはイスラエルの民に、神様がどのようにして彼らを導いて来られたのか、歴史教育をさせました。神様は信仰の先祖アブラハムを偶像に仕えていた生まれ故郷、父の家から救われ、カナンの地に導かれました。また神様はイスラエルの民をエジプトから救い出され、エジプトの強大な軍隊から救ってくださいました。

 もし神様が救ってくださらなかったのなら、アブラハムは偶像崇拝者として生き死んだことでしょう。イスラエルの民はエジプトの奴隷としてみじめに生き死んだことでしょう。ところが、神様がアブラハムとイスラエルを救ってくださり、祝福の源であり、聖なる民になるようにされました。私たちに救いの神様がおられることは、本当に大きな恵みであり祝福です。

Ⅱ.祝福の神様(9-13)

 モアブの王バラクがバラムを呼んで、イスラエルをのろうようにしましたが、むしろ神様は彼がイスラエルを祝福するようにされました(10)。神様はイスラエルを祝福され、カナンの部族たちを彼らの手に渡され、みな追い払いました。またイスラエルが建てなかった町に住まわせ、植えなかったぶどう畑とオリーブ畑の実を食べることができるようにされました。

 ヨシュアは神様の祝福によってイスラエルが今に至ったことを教えました。神様は、神様を恐れ敬い信仰によって生きる人々を満ちあふれるまで祝福する方です。


祈り:主よ!罪人に及んだ主の恵みの御業を覚えるように助けてください。

一言:恵みの御業を覚えよ



2006年 01月 07日 (土)

ヨシュア記24:14-24
民の決断を促したヨシュア


Ⅰ.主に仕えなさい(14-18)

 ヨシュアは、民たちが神様の救いと祝福を知り、神様を恐れ、誠実と真実をもって主に仕えることを願いました。それで民たちに今先祖たちが川の向こう、およびエジプトで仕えた神々を除き去り、主にだけ仕えるように決断を促しました(14)。そして他の人がどんな道を歩んでも、自分は神様に仕えて生きると決断しました。それで民たちも神様の御業を受け入れ、神様にだけ仕えるという決断をしました(18)。

Ⅱ.外国の神々を除き去れ(19-24)

 ヨシュアはイスラエルに対して再び神様にだけ仕えるという約束をさせました。そして決断の証拠として、彼らのうちから外国の神々を除き去るように命じました。「今、あなたがたの中にある外国の神々を除き去り、イスラエルの神、主に心を傾けなさい。」(23)。その時民は、「私たちは私たちの神、主に仕え、主の御声に聞き従います。」と決断をはっきりとしました(24)。

 神様に仕えると言いながらも、この世の虚しい物に頼ってはいけません。それは偶像崇拝の罪であり、神様が最もお怒りになる罪です。今日の外国の神々は物質主義、快楽主義、相対主義、ヒューマニズムなどがあります。これらのものは育つ前に取り除かなければなりません。


祈り:主よ!私が主に仕えながらも、同時に外国の神々に仕えていた罪を深く悔い改めます。今私が外国の神々を徹底的に取り除き、主にだけ仕えます。

一言:ただ主にだけ仕えなさい


<<(1)    前のページ(2)    (3)>>

聖書別日ごとの糧