聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 04日 (土)

ヨシュア記3:1-17
ヨルダン川の水がせきとめられた

 ヨシュアは三日の間とどまって、ヨルダン川を渡る準備をしました。ヨルダン川を渡ることは、荒野生活を終え、神様が約束された地に入って行く歴史的な出来事です。では、どのような方法で、ヨルダン川を渡るように、されたのでしょうか。神様は、民たちが契約の箱の後からついて、ヨルダン川を渡るように、命じられました。契約の箱は、神様とイスラエルが結んだ契約を象徴します。契約の箱の後からついて行くことは、イスラエルが、神様の約束の御言葉に従って、カナンの地に入って行くという意味です。その時、契約の箱の間には、約二千キュビトの距離を置かなければなりません。これは、契約に対しての恐れ敬う心を意味します。イスラエルは、今まで通ったことのない道を、行かなければなりません。しかし彼らが神様の契約に従う時、行くべき道がはっきりと分かるようになります。私たちには、約束の主イエス様がおられます。今まで歩むことのなかった新しい道を歩んでも、イエス様について行くなら、行く道がはっきりと分かるようになります。
 神様は、ヨルダン川を渡る出来事を通して、ヨシュアを高くされ、カナン人に対する勝利の確信を与えようとされました。祭司たちが契約の箱を背負って、ヨルダンに入って行きました。その時、あふれ流れていたヨルダン川の水がせき止められました。はるかかなたのツァレタンのそばにある町アダムのところで、せきをなして立ちました。塩の海のほうに流れ下る水は完全にせきとめられました。民たちはかわいた地にしっかりと立って、ヨルダン川を渡りました。主の約束の御言葉を先頭にして歩むなら、私たちの前に立ちはだかるどんな障害物も消えてなくなります。神様の約束の御言葉に従って歩む時、激しく流れる罪の川の水も、完全にせき止められます。

祈り:主よ!私が約束の御言葉を先頭にして進み出る時、罪の川の水がせき止められる奇蹟を体験するように、助けてください。

一言:流れる川の水もせき止められる


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