聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 05日 (日)

ヨシュア記4:1-24
永久にイスラエルの記念

 全ての民がヨルダン川を渡りました。神様はヨシュアに、「祭司たちの足が堅く立ったその所から十二の石を取るように」、命じられました。この石は、ヨルダン川の水が主の前にせき止められたことを、知らせる永久の記念物です。神様は永遠なる方です。神様が歴史の中で行なわれたことは、当代だけのためではなく、永遠の世代のためのものです。それで、神様が行なわれた恵みと力を、永久に記念するように、言われました。人は限りある存在です。神様の力を体験しても、すぐに忘れてしまいます。それで神様は、人が神様を永久に忘れることがないようにと、記年物をくださいました。私たちには、神様の恵みと力を永久に覚えるように、と与えられたイエス・キリストが永久の記年物になります。
 ヨシュアはヨルダン川を渡った後、十二の石を取って宿営地に据えました。これらの石は、子孫たちのための、歴史の証拠です。後に、子どもたちが「これらの石にはどんな意味があるのか」と尋ねた時、「イスラエルが乾いた地をふみしめ、ヨルダン川を渡った歴史の証拠である」ことを教えなければなりません。これは、地の全ての民たちに、主の力を知らせ、イスラエルが神様をいつまでも恐れるようにするためです。神様は、その恵みと力を全ての世代の者たちに、永遠に知らせることを願われます。神様は永遠の方であり、歴史を主管される方です。神様の民は、自分たちの世代だけではなく、次の世代と、永遠の未来を考える歴史的な存在でなければなりません。限りある私たちが、神様の永遠なる御業に参加できることは、神様の大きな恵みです。

祈り:主よ!私が、神様の永遠の救いの恵みを、永久に記念する歴史的な存在になるように、助けてください。

一言:永久に記念しなさい


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