聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 17日 (金)

ヨシュア記11:1-23
命じた通りに行なったヨシュア

 敵たちは絶えず立ち上がりました。今度は、北方のハツォルの王ヤビンが連合軍の全ての軍隊を率いて、イスラエルと戦うために出て来ました。軍隊の数が海辺の砂のように多く、馬や戦車も非常に多くありました。今までに出会った敵の中で、最も多く、最強でした。しかし神様は、ヨシュアに、もう一度勝利の確信をくださいました。「あすの今ごろ、わたしは彼らをことごとくイスラエルの前で、刺し殺された者とするからだ。」神様は、「勝利の後、彼らの馬の足の筋を切り、彼らの戦車を火で焼くように」と命じられました。それは、戦争が馬や戦車にあるのではなく、神様にあることを教えるためでした。ヨシュアが水辺で敵を襲撃した時、神様が彼らをイスラエルの手に渡され、撃破してくださいました。ヨシュアは、戦利品として得た馬と戦車を利用したい心もあったことでしょう。しかし主の命令通りに、馬の足の筋を切り、戦車を火で焼きました。息のあるものは、何も残さず、聖絶し、火で焼きました。これは、主がモーセに命じたことであり、モーセがヨシュアに命じたことでした。ヨシュアは自分勝手に戦いませんでした。命じられた通りに、聞き従って、戦いました。彼が、絶えず立ち上がって来る敵と疲れずことなく戦えたのは、
従順の生活をしたからです。従順が尽きることのない力のみなもとです。
 ヨシュアは、モーセに命じられた通りに、全ての地を取り、イスラエルの部族に相続として与えました。その時、ようやく、戦争が終わりました。ヨシュアは征服戦争の使命を成し遂げました。

祈り:主よ!私が、自分勝手に戦わずに、命じられた通りに従って生きるように、助けてください。

一言:従順が力のみなもと


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