聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 18日 (土)

ヨシュア記14:1-15
主に従い通したカレブ

 征服戦争が終わり、地の分配が始まりました。ユダの子孫の地の分配を目の前にして、カレブがヨシュアに進み出ました。カレブは四十五年前に、主がモーセに話されたことを思い起こさせました。カナン偵察の報告をした際、十部族が否定的な報告をしたことで、民たちを落胆させた時、カレブは信仰の報告をしました。その時、モーセはカレブに、「カナンの地を相続の地として与える」と約束しました。四十五年が経った今、出エジプトした世代がみな死にましたが、カレブは、主の御言葉通りに、生存しました。もうろくした爺さんとして残ったのではなく、カナンの偵察の時のように、戦争にも、日常の出入りにも耐えられる健康な青年として残っていました。カレブが八十五歳になっても、青年のように生きているのは、主に従い通したからです。心を尽くして、神様に頼り、その約束を信じて生きる人は、歳月が流れても、老いません。主の約束の前に、いのちがあります。その約束を信じるなら、永遠に健康な青年として、生きることができます。
 カレブはヨシュアに言いました。「この山地を私に与えてください」そこには、壮大な敵がいて、町は大きく、堅固でした。しかしカレブは、主が共におられるなら、彼らを追い出すことができるという、信仰がありました。カレブはイスラエル人ではなく、ケナズ人でした。しかし主に従い通した時、生涯を、勝利の確信の中で生きました。人の年は数次に過ぎません。主に従い通すなら、老人であっても、戦って勝利する力ある人生を生きるようになります。神様が、いのちと力のみなもとだからです。

祈り:主よ!私が神様の約束を完全に信じることによって、生涯、健康な青年として生きるように、助けてください。

一言:完全な信仰、永遠の青年


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