聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 19日 (日)

ヨシュア記17:14-18
自分で切り開くが良い

 ユダの部族がくじを引いて、地を得た後、ヨセフ族がくじを引きました。ところが、彼らの表情は暗かったのです。彼らはヨシュアに出て行って、抗議しました。「主が今まで私を祝福されたので、私は数の多い民になりました。あなたはなぜ、私にただ一つのくじによる相続地、ただ一つの割り当て地しか分けてくださらなかったのですか。」神様の祝福にそぐわない扱いを受けた、という考えに、とらわれました。ヨシュアは、彼らが数の多い民であること、を認めました。しかし、彼らの期待通りに、もう一度、くじを引かせませんでした。その代わりに、「森に上って行って、そこを自分で切り開くがよい。」と言いました。ヨシュアは彼らから、指導者に対する依存心と、苦難なしに祝福を得ようとする考えを、読み取りました。それで、彼らに、自立心と開拓精神を教えました。人が他人に頼らずに、自分の人生を切り開いて行くなら、幸福を得ます。開拓は苦難ですが、苦難を担うなら、霊的に行き残り、成長します。
 ヨセフ族はカナン人の鉄の戦車を恐れ、山に入って行くことができませんでした。自負心だけが大きく、実は、恐れに満ちていました。ヨシュアは大きな望みの中で、彼らを激励しました。「あなたは数の多い民で、大きな力を持っている。」鉄の戦車を恐れずに、戦って、最後には得る、という勝利の確信を植えました。鉄の戦車だけを見るなら、恐れます。しかし神様は、鉄の戦車よりも、強い方です。神様は、私が偉大で、強い民としてご覧になります。私は、鉄の戦車を持った敵をも、追い出せる偉大な勇士です。

祈り:主よ!私が依存心を捨てて、自立して開拓する幸いな人生を生きます。

一言:自立して、開拓しよう


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