聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2013]

2013年 05月 23日 (木)

ヨシュア記23:1-16
主を愛しなさい

 ヨシュアは年を重ねて、老人になりました。彼は臨終を目前にして、イスラエルの指導者たちを読んで、遺言となるメッセージを伝えました。まず、主がイスラエルのために戦ってくださったことを、思い起こさせました。また、主がこれからも敵を追い出し、その地をくださる、という確信を植えました。イスラエルの勝利は、ただ主にかかっています。それでイスラエルが力を入れるべきことは、主なる神様と正しい関係を結ぶことです。それは、律法の書にしるされている御言葉の通りに、生きる生活です。異邦の神に従ってはならず、主に頼って、主を愛する生活です。彼らがこのような生活をしなくなると、もう勝利はありません。むしろ、異邦人たちは、彼らにとって、わな、落とし穴、むち、とげになり、苦しみを受け、滅ぼされるようになります。ヨシュアが、最後に残した遺言は、主を愛せよ、という命令です。神様を愛する生活から退いてはならず、成長するなら勝利と幸福を得ることができます。
 ヨシュアは世のすべての人の行く道を行こうとしています。偉大な指導者が離れて行くことは、悲しいことです。しかし、イスラエルには主の御言葉があります。今まで、神様が話されたすべての良いことが一つもたがわずに、実現しました。神様の御言葉は永遠であり、真実です。人は離れて行っても、神様の御言葉は私たちのそばにあります。その御言葉に頼る時、神様の約束は成し遂げられます。しかし、神様の契約を破るなら、神様が話された全ての悪いことも、成し遂げられます。私たちは、ただ神様の御言葉通りに、生きなければなりません。

祈り:主よ!本当の勝利は、ただ主がくださいます。私が主を愛し、その御言葉通りに生きるように、助けてください。

一言:神様の愛、勝利の秘訣


<<(1)    前のページ(15)    16    次のページ(17)    (17)>>

聖書別日ごとの糧