主の作戦命令はとても不思議なものでした。すべての戦士が、六日の間、毎日町の周囲を一度回ることでした。七人の祭司たちは七つの雄羊の角笛を持って、箱の前を行き、町の周囲を周ります。七日目には、七度町を回り、祭司たちは角笛を吹き鳴らさなければなりません。そのとき、民はみな、大声でときの声をあげなければならないのです。そうすると、町の城壁がくずれ落ちると約束されました。本文には、“七”という数字が四回も繰り返し出てきます。“七”は完全な数字です。これは完全な従順を意味します。イスラエルの民が、主の御言葉を契約の箱を先に立たせて、完全に従順し、町の周囲を回るなら、主が城壁を崩し落としてくださるということです。彼らがみな、大声でときの声を上げることは、心一つにして祈ることを意味します。祭司たちが角笛を吹き鳴らすことは、賛美を意味します。エリコの城作戦は、人間の理性では到底理解できないことです。しかし、イスラエルが自分たちの理性的な考えに従わないで、完全に主だけを信じて主のみ言葉に従った時、その堅い城壁は崩れ落ちました。どんなに大きな障害物であっても、全能の主である神様の御力の前では、問題になりません。約束の御言葉を信じ、信仰の同労者たちが心一つに、従うのなら、主は必ず障害物を取り除き、大きな勝利を与えてくださいます。

適用：神様の約束を信じて聞き従いますか

一言：崩れ落ちる