聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2010]

2010年 01月 06日 (水)

士師記15:1-20
復讐するサムソン

Ⅰ.妻の復讐をするサムソン(1-8)
 サムソンは舅がその妻を他の人に与えたことを知ると、報復としてジャッカル三百匹を捕らえ、尾と尾をつなぎ合わせて、二つの尾の間にそれぞれ一つのたいまつをとりつけ、麦畑の中に放して、走りまわるジャッカルによって、麦畑に火をつけました。ペリシテ人たちは報復としてサムソンの舅と妻を焼き殺しました。するとサムソンはそれに対する報復として、ペリシテ人たちを打ち殺しました。サムソンは機会があると、敵ペリシテ人を打ち殺しました。
 彼は神様の敵、神様の民の敵をそのまま放って置きませんでした。敵に治められませんでした。敵を征服しました。
Ⅱ.ろばのあご骨で千人を殺したサムソン(9-20)
 ところがイスラエルはペリシテ人を恐れて、むしろサムソンを捕まえて、ペリシテ人に引き渡しました。イスラエルは敵に支配され、ちぢこまって生きていました。彼らには聖なる怒りが必要でした。
 しかし主の霊がサムソンの上に下って、彼は綱を解いて、ろばのあご骨をつかみ、それを振り回して千人を殺し、詩を作りました(16)。彼には敵に対する聖なる怒りがありました。神様はそのようなサムソンに力をくださり、のどが渇いた時、水を出して飲むようにされました。

祈り:主よ!相対的な世界に生きる私たちに敵に対する聖なる怒りをくださり、神様の敵を打つようにしてください。

一言:敵に対する聖なる怒り


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