聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2018]

2018年 01月 05日 (金)

士師記19:1-30(22)
淫乱で、暴力的なギブア人たち

差し出しました。女性は、夜通し暴行を受け、死んでしまいました。翌朝、レビ人は、彼女をろばに乗せ、自分の家に帰りました。そして、そばめの死体を十二の部分に切り分けて、イスラエルの国中に送りつけました。
 中東文化では、昔から、旅人をもてなすことは非常に大切なこととされていました。ところが、ギブアのベニヤミン族は、同族である旅人たちをもてなさなかったどころか、むしろ自分たちの快楽のために利用しようとしました。淫乱と暴力に病んでいました。レビ人も、自分のそばめが暴行を受けて死にそうになっているにもかかわらず、家の中で朝まで寝ていました。非常に自己中心的で、自分の都合しか頭にない人でした。彼がイスラエル中に女性の死体の一部を送りつけたのは、彼の内面の残忍さの表れです。彼はイスラエルの十二部族をそそのかし、ギブア人たちに個人的に復讐したいだけでした。
 今日も、この世は淫乱と暴力に病んでいます。これらの罪の勢力から逃れる方法は、イエス様の血の力をしっかり掴み、頼る以外ありません。神様なしには、自分が愚かな判断・行動しかできない者であることを認め、日々祈る中で、自分の罪と咎を主に照らして頂き、悔い改め、主の血潮の力、恵み、ゆるし、きよめを受け取っていくことが、勝利の秘訣です。

適用:淫乱な時代に勝利するにはどうすればよいでしょうか

一言:ただキリストの血の力で


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