聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2024]

2024年 01月 22日 (月)

士師記5:1-31(31)
力強く昇る太陽のように

 人の目には勝ち目のない戦いに見えても、デボラとバラクは勝利し、神様をほめたたえ、勝利の歌を賛美しました。神様はカナンの地を征服した時も、みずからセイルから出て、エドムの野から進みでて戦われ、勝利をくださいました。大地は揺れ、山々も主の前に流れさるほどでした。しかし、イスラエルはカナンの戦車を恐れ、わき道を通らなければならないほどカナンに怯えています。それはイスラエルが主を捨て、カナンの神々と偶像に仕えたからです。しかし、デボラが目を覚まし、バラクが起き上がりました。全ての民が共に立ち上がり、戦闘に参加しました。

 神様ご自身が彼らのために戦ってくださいました。多くの部族から派遣された人々が勇士のように参加しました。天から、もろもろの星が下り、シセラの軍隊と戦いました。神様はキション川を氾濫させ、敵を無力化させました。信仰によって戦う者に、神様は不思議な方法で勝利をくださいます。反対に、戦いに参加しなかったメロズの住民は呪いを受けます。彼らは主の戦いに参加せず、傍観していたのです。傍観者は勝利の栄光に預かることはできません。これと違い、ヤエルは女性であるにも関わらず戦闘に参加し、大きな祝福を受けます。大部分の女性たちは天幕にとどまり、危険を冒しません。しかし、危険を冒して戦闘に参加したヤエルは敵将を退け、褒めたたえられました。主の敵は滅びます。主を愛する者たちを、力強く昇る太陽のように、栄光ある者に祝福されます。私たちは弱くても、主を愛し霊的な戦いに身を捧げるなら、力強く昇る太陽のように祝してくださいます。勝利の歌を高らかに歌うものになるのです。



祈り:能力、強さ、かしこさが人を輝かせるものだと思ってしまいます。そうではなく、主を愛する者を主は輝かせてくださることを学びます。どうか、主を愛し、献身する者へとつくり変えてください。

一言:主を愛することです


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