聖書別日ごとの糧   >>   ルツ記[2005]

2005年 11月 25日 (金)

ルツ記3:1-18
ルツの美しい従順


Ⅰ.しゅうとめの言う通りに従ったルツ(1-9)

 ナオミは、若いやもめとなってしまった嫁の幸福な生活と、相続者がいない自分の家の相続人を得ようとする望みの中で、ルツに、ボアズが打ち場で寝る時、そこに寝るようにと頼みました。

 これは若い未亡人として聞き従いづらいことでした。何より、どんな災難に遭うかもしれないという恐れがありました。ところがルツは単純に聞き従いました(5,6)。しゅうとめの本音まで知り、危険を冒して、犠牲的に従いました(9)。彼女は異邦人の女でしたが、イスラエルの相続人を得ることが神様の御旨であると受け入れ、積極的に聞き従いました(レビ25:25)。彼女のこのような従順は忠誠心から来るものです。

Ⅱ.恵みを施したボアズ(10-18)

 ボアズは眠っていましたが、ひとりの女が、自分の足のところに寝ているを見て驚きました。しかしルツの理由を聞いて相続人を得ようとする彼女の犠牲的な忠誠心を賞賛し、彼女の真実を認め、彼女の言う通りにみな行なうことを約束しました(10,11)。ところがこの問題は私情によって解決されるものではないことを知り、落ち着いて進行させることを話し(12,13)、しゅうとめに渡す贈り物まで与えました。ルツが単純に聞き従った時、神様が全ての環境を備えてくださいました。ナオミはこのすべてのことが、神様がみずからなされることを知り、静かに座って、神様の導きを待つようにしました(18)。


祈り:主よ!私がルツのように主の御旨ならば、どんなことでも聞き従うことのできる者になるように助けてください。

一言:美しい従順の生活


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