聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2007]

2007年 07月 23日 (月)

Ⅰサムエル5:1-12
ダゴン神殿にある神の箱


Ⅰ.唯一の神様(1-5)

 ペリシテ人は神の箱をアシュドドにあるダゴン神殿に置きました。彼らは自分たちがイスラエルの神、主を捕らえて来た、と思い、ダゴンの補助神として立てようとしました。しかし翌朝見てみると、ダゴンは首が折れたまま、主の箱の前にひれ伏し、うつ伏せに倒れていました(3)。再び起こして立てると、その次の日にはダゴンの首だけが残っていました。神様は全ての偶像と区別された唯一の神です(出20:3)。

Ⅱ.聖なる神様(6-12)

 神様は、神様を冒涜したアシュドドの人々にはれ物と災害をもたらし、その地域をさばかれました。彼らは主の箱を、ガドとエクロンに移しました。しかし神様は行く先々でさらに大きな患難と災いをくだされました。その時になってペリシテ人は神の箱をイスラエルの地に送り返さなければ、災いがやまないことを悟るようになりました。彼らは戦争でイスラエルに勝つことができましたが、神様に向かうことができないことを、悟るようになりました。

 このように誰も神様に向かっていくことはできません。神様は生きて、働いておられる方です。きよく全能なる方です。神様は、神様を軽んじる者に、その力ある御手を使われます。神様を恐れ敬わない時、大きな罰を受けるようになります。


祈り:主よ!栄光と誉れと賛美を神様にささげます。私に神様を恐れ敬う霊を注いでください。

一言:神様の御手


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