聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2007]

2007年 07月 25日 (水)

Ⅰサムエル7:2-17
イスラエルを治めるサムエル


Ⅰ.民たちに悔い改めるように促すサムエル(2-6)

 主の契約の箱がキルヤテ・エアリムに行った後、イスラエルは神様を切に慕い求めました。彼らは神様に立ち帰ろうとしました。その時サムエルは、彼らが神様に立ち返るためには外国の神々を取り除き、心を神様に向けるように、言いました。そうすればペリシテから彼らを救い出されると言いました。そこで民たちは偶像を捨てて神様にだけ仕え、サムエルの指示する通りにミツパに集まって断食し、神様に罪を告白して悔い改めました(6)。私たちが偶像と世のものをすべて持ったまま、神様に行くことはできません。捨てる物は捨てて、心を神様にだけ向けなければなりません。

Ⅱ.民のために祈るサムエル(7-17)

 サムエルがこのようにミツパで悔い改めの運動を行なっている時、ペリシテ人たちが攻めて来ました。イスラエルは恐れをなしましたが、それでもサムエルに祈りを求めました。この難局に、サムエルは子羊で全焼のいけにえをささげ、神様に叫び、イスラエルのために祈りました(9)。神様はサムエルの祈りに答えられ、雷鳴でペリシテ人を打ち負かされました。彼が生きている間、ペリシテ人を防ぎ、イスラエルに平和をくださいました。御言葉と祈りのしもべであり、牧者の心情を持った指導者がイスラエルを治める時、民たちは勝利し、神様の平和を受けるようになります。


祈り:主よ!足りない私をサムエルのような御言葉のしもべであり、祈りをする指導者になるようにしてください。

一言:祈る指導者


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (28)>>

聖書別日ごとの糧