聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2007]

2007年 07月 30日 (月)

Ⅰサムエル11:1-15
霊的な怒りで国を救った王


Ⅰ.神様の霊が下ったサウル(1-11)

 アモン人ナハシュがヤベシュ・ギルアデを侵略して陣を敷いて威嚇しました。ヤベシュ人は早々とおびえ、降伏しようとしました。ナハシュは、全イスラエルの目をえぐり取る、と威嚇をすると、民たちは声を上げて泣きました。サウルがこの知らせを聞いた時、神様の霊がサウルの上に激しく下ったので、彼の怒りは激しく燃え上がりました。彼は神様の民を冒涜するアモン人に対して怒り、弱く泣いてばかりいる民たちに対して怒りました。そして追って来た牛を取り、これを切り分け、イスラエルの国中に送り、「サウルとサムエルとに従って出て来ない者の牛は、このようにされる。」と言わせました。すると泣いていた民たちの心に主に対する恐れが臨みました。そしておよそ三十万の民がいっせいに戦おうと立ち上がりました。サウルは彼らを三つの部隊に分け、夜明けにアモンの陣に奇襲をかけ、打ち滅ぼしました。神様の霊が下ったサウル一人の霊的な怒りが、泣いていた民たちをいっせいに立たせました。彼らを神様の軍隊にして、敵と戦い、国を救うようにしました。神様の霊が下った人が民族を救いました。

Ⅱ.民たちから王として立てられたサウル(12-15)

 サウルによって救いを得た民たちは、ようやくサウルを王として認めました。その時、サウルは前に自分を無視した者たちも、謙遜に抱きました。全ての民がサムエルの導きによって、ギルガルでサウルを王として立て、主の前に和解のいけにえをささげることで、国を新しくしました。


祈り:主よ!私に主の霊が下り、霊的な怒りを持つようにしてください。

一言:霊的な怒り


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