聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2007]

2007年 08月 21日 (火)

Ⅰサムエル23:1-14
主に伺って行なったダビデ


Ⅰ.主にもう一度伺ったダビデ(1-5)

 ダビデはペリシテ人がケイラを打ったという知らせを聞きました。ダビデはケイラにいる自分の民を救うために、ペリシテ人を打ちに行くべきかを主に伺いました。神様がペリシテ人を打てという指示を下されました。ところが側近たちは亡命生活をしている中で、ペリシテ人を打つことは不可能なことだ、とすぐに反対しました。現実的な状況を見ると、ダビデは側近たちのことばを聞いて、ペリシテを打つことを諦めなければなりませんでした。しかし彼はもう一度神様に出て行って祈りました。そして、彼は側近たちの言葉より、神様の御声に従い、ケイラに下って行ってペリシテ人を打ち、ケイラの住民を救いました。

Ⅱ.「主よ。どうか、あなたのしもべにお告げください。」(6-14)

 サウルはペリシテ人からケイラを防御することより、ダビデをなきものにしようとするのに血眼になりました。ダビデはサウルがケイラに下ってきて、それを包囲しようとする知らせを聞きました。それでダビデは再び神様に出て行って伺いました。ところがその答えは意外にもケイラの住民がダビデをサウルの手に引き渡すということでした。彼が救ったケイラの住民が彼らを裏切るという答えを聞いた時、ダビデの心情はどうだったのでしょうか。しかし彼は自分の感情のまま行なわずに、神様の指示どおりにケイラを離れ、他の所に行きました。


祈り:主よ!私が神様に伺いを立てずに行なったことを悔い改めます。私がダビデのようにいつも神様に尋ね、また神様が指示する通りに聞き従う人になるように助けてください。

一言:もう一度伺った



2007年 08月 22日 (水)

Ⅰサムエル23:15-29
神様に力強く頼るようにするヨナタン


Ⅰ.信仰を助けるヨナタン(15-18)

 ダビデはサウルを避け、ジフの荒野の茂みに隠れていましたが、心にはさまざまな不安と恐れが襲い、彼は限りなく無力になりました。その時、ヨナタンがダビデの隠れている所に訪ねて来て、神の御名によってダビデを力づけました。ヨナタンはまたサウルの手が決して彼の身に及ばないことと、ダビデが王となり自分はその次になることを、確信させました。ヨナタンはダビデが人や物に頼ることより、神様だけに頼るように助けました。

 必要な時に助ける友が本当の友です。さらには、逆境の中にいる友が神様に頼るように助ける友が本当に真の友です。

Ⅱ.ダビデを保護された神様(19-29)

 ジフ人たちはサウル王の好意を得ようと、隠れていたダビデを密告しました。彼らは正しいことをするより、現実的に有益な道を選びました。彼らは自分たちが生きるために、悪い事もためらわずに行ないました。彼らによってサウルはマオンの荒地から山を間に置いてダビデを捕らえためにきました。ダビデの命は風前のともしびのようでした。ところがその時使者が急いでサウルのところに来て、ペリシテ人がイスラエルに突入したという知らせを伝えました。サウルはペリシテ人を迎え撃つために行かざるを得ませんでした。神様がペリシテ人を通してダビデを保護されたのです。神様が保護されれば、誰も害することができません。


祈り:主よ!逆境の中にある者が神様に力強く頼るように助けることができる信仰をください。

一言:信仰を助ける友


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