聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2018]

2018年 05月 01日 (火)

サムエル記第一 15:1-15(11)
わたしのことばを守らなかったからだ

 サムエルがサウルの不従順を咎めると、彼は、良い羊と牛を残して置いたのは、主にいけにえをささげるためだ、と弁解しました。サウルは、神様の御言葉に、恐れ敬う心で聞き従うより、自分勝手に行ないました。独断でアマレクの王を生けどりにし、良い家畜を残すようにしました。それをご覧になった神様は、「わたしのことばを守らなかった(11)」と言われます。自分勝手な従順は、不従順と同じです。サウルは神様の御言葉を軽んじた傲慢な者でした。彼はサムエルの叱責を受けても、悔い改めませんでした。神様は、このような彼を、これ以上用いることができません。神様は、私たちの徹底した従順を願われます。自分勝手な従い方は、従順ではありません。私たちが、自分の考えを捨てて、神様の御言葉に徹底的に聞き従うよう、祈ります。

適用:自分勝手な従順

一言:適当な従順は不従順



2018年 05月 02日 (水)

サムエル記第一 15:16-22(22)
耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる

 人を恐れ、自分で決めた方法で聞き従う者は、自分を神様より高めているのであり、偶像崇拝です。サウルは、人間的には謙遜に見える人でしたが、自分を神よりも上において自分の観点だけで考える傲慢さがありました。人の前ではなく、神様の前で謙遜であるのが、本当の謙遜です。神様は、多くのいけにえを受け入れることより、従順を喜ばれます。神様は、ご自分に聞き従う者を尊く思われ、その人を救いの御業に用いられます。イエス様も、完全な従順を通して、神様に栄光を返されました。私たちが従順の人になるよう、祈ります。

適用:従順なしに、いけにえだけをささげていませんか

一言:従順


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