聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[2018]

2018年 07月 01日 (日)

サムエル記第一 25:1-13(8)
愚かな者

 私たちは、裕福な時、自分に対して恵みを施してくれた人たちを覚え、彼らに恩を返さなければなりません。神様と人々からいただいた恵みを覚え、報いることは、自分にも益となります。

適用:受けた恵みを覚えていますか

一言:報いなさい



2018年 07月 02日 (月)

サムエル記第一 25:14-31(28)
賢いアビガイル

 アビガイルは道でダビデを見るやいなや、急いでろばから降り、ダビデの前で顔を伏せて地面にひれ伏しました。自分の夫ナバルの愚かな行動を深く謝罪しました。そして、準備した贈り物をダビデに付き従う若者たちに与えたいとお願いしました。彼女は、主がダビデを祝福して彼をイスラエルの王とすると話しました。彼が王になった時、むだに血を流したり、自分で復讐したりしたことが彼のつまずきとなり、心の妨げになることがないために、ナバルの失敗を赦してくれるようにと、ダビデの将来のことまでを考えながらお願いをしました。
 アビガイルは、事態を正確に把握しました。言葉だけでなく贈り物を豊富に準備しました。謙遜に自分を低くして赦しを求めました。なにより、後でダビデが自責することが少しもなく、堂々とした王になるために、今回のナバルの失敗を寛大に赦してくださるようにお願いしました。彼女の話し方は柔和で穏やかであると同時に、説得力があったので、ダビデの怒りを鎮めました。相手の心に響く賢い話し方には、力がありました。彼女のお陰で、ダビデは怒りの中でむだに血を流すことがありませんでした。知恵を持っている人は、武器を持っている人よりも強いのです。神様は私たちに知恵が足りなければ求めなさいと言われました。(ヤコブ1:5)

適用 : 決定的な瞬間に輝く知恵を持っていますか

一言: 知恵を求めなさい



2018年 07月 03日 (火)

サムエル記第一 25: 32-44(39)
人の悪を罰する神様

 人間は憎しみのせいで怒り、復讐しようとします。しかし、人間のした悪に対して、人間が自分で復讐するのは正しいことではありません。 人間は誰でも神様の前で罪人なので、同じ人間を裁く資格がないのです。私たちは自分で復讐しようとしないで、すべてのことを知っておられる神様に委ねなければなりません。その代わり、敵が餓えたら食べさせ、渇いたら飲ませて、彼が神様の愛を悟り、悔い改めるように助けなければなりません。神様は悪に対してご自分の方法で必ず裁かれます。

適用 : 悪人を罰する神様を信じますか 

一言 : 主が打ったので


<<(1)    前のページ(24)    25    次のページ(26)    (31)>>

聖書別日ごとの糧