2018年 07月 06日 (金)
霊媒をする女を訪ねるサウル
さて、サウルはペリシテ人との戦いを前にして恐れに苛まれました。彼は神様の助けを求めて祈りました。しかし神様は答えてくださらなかったのです。彼が不信仰と不従順によって神様を悲しませたからです(15:22,23)。神様は、必要な時だけに呼び求めればよいような存在ではありません。普段、神様を信じて聞き従い、 愛の関係性を深めていかなければなりません。神様が答えてくださらなかったので、サウルは窮余の一策として霊媒をしている女を訪ねて助けてもらうことにしました。神様は霊媒や口寄せを断ち滅ぼすように命じていました(レビ記19:31)。しかし、サウルは切羽詰っていて、心の不安を霊媒する女を通して解決しようとしました。彼は変装して身なりを変えましたが、ばれてしまいました。サウルはサムエルの霊を呼び出すようにお願いしました。
神様を離れると、このように分別力を失い、誤ったことをするようになります。私たちはどんな状況の中でも生きておられる神様を信じて、神様の助けを求めなければなりません。これが真の知恵の道であり、勝利の道です。
適用: たいへんな時、誰に助けを求めますか
一言: ひたすら神様
2018年 07月 07日 (土)
サウルの不従順の結果
サウルは全面戦争を前にしながらも、一昼夜、何の食事もしていなかったので、力がうせて座っていることさえできなくなっていました。結局、霊媒をする女の勧めで食事をし、やっと元気になりました。神様と神様の僕ではなく、霊媒をする女の助けによって元気を出す彼の姿は哀れなものです。夜に立ち去る彼の姿は、悲劇的な結末を予告しています。彼は夜に霊媒をする女を訪ねて(8)、夜に帰りました。サウルは変装して自分を隠そうとしました。苦し紛れで霊媒をする女を訪ねることまでしてしまいましたが、神様の前で悔い改めなかった時、結局、彼は神様から捨てられるようになりました。
人間的なはかりごとや神秘的な方法では問題の解決は出来ません。神様の前で悔い改めて、神様の助けを頂くのが唯一の解決策です。
適用: 主は主に不従順な者の敵になられるのを知っていますか
一言:主に従順でありましょう
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