聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2012]

2012年 11月 27日 (火)

列王記Ⅰ19:1-21
エリヤを助けられる神様

Ⅰ.エリヤを触ってくださった神様(1-8)
 王妃イゼベルはエリヤを殺そうと、逮捕例を出しました。エリヤは荒野の道に逃げ、えにしだの木の陰にすわり、死ぬことを願いました。そうして疲れて、眠りました。その時、神様は御使いを遣わされ、パンと水を与え、触ってくださいました。エリヤは、神様がくださった食物を食べ、四十日四十夜、荒野を歩き、神の山ホレブに着きました。神様は疲れ切ったエリヤと共にいてくださいました。
Ⅱ.かすかな細い声で臨まれた神様(9-21)
 神様はエリヤを触ってくださいましたが、エリヤの心は閉ざされたままでした。彼は主のために特に熱心に働きましたが、状況はさらに悪化する一方で力が抜け、神様を理解することができませんでした。このようなエリヤに、神様は「山の上で主の前に立て。」と命じられました。しかし神様は、激しい風の中にも、激しい地震の中にも、熱い火の中にも、おられませんでした。ただ、火の後に、かすかな細い声がありましたが、神様はそこにおられました。エリヤは、その小さな御声の中で、神様に出会い、たましいが生き返りました。
 神様はまた、かすかな細い御声の中で、ハザエルとエフーとエリシャに油を注いで立てるように、方向をくださいました。そしてまだ、バアルにひざをかがめなかった七千人がいることを、知らせてくださいました(18)。神様は静けさの中で、御業を成しておられ、エリヤにも、大きな御業を成し遂げることより、エリシャ一人を養育するように、方向をくださいました。

祈り:主よ!私が多くのことで疲れ、欲を招く心を下ろし、主の静かな御声を聞き、従うように助けてください。

一言:かすかな細い主の御声を聞こう


<<(1)    前のページ(17)    18    次のページ(19)    (21)>>

聖書別日ごとの糧