聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2019]

2019年 01月 12日 (土)

列王記第一11:1-13(2)
ソロモンの堕落

 神様は心が移り変わったソロモンに怒りを発せられました。主の契約とおきてとを守らなかったので、王国を引き裂いて彼の家来に与えると仰せられました。ソロモンはただ愛しただけだと言い訳するかもしれませんが、彼が女たちから離れようとしなかったため、一番大事な神様から離れてしまいました。人間的な愛に溺れた結果、偶像崇拝者に転落してしまいました。たとえ、誰よりも多くの祝福を受けた人だとしても、神様から離れるとすべてを失う人となります。

適用:ソロモンの堕落の原因は何ですか

一言:偶像崇拝者に気をつけましょう



2019年 01月 13日 (日)

列王記第一11:14-43(25)
ソロモンに敵対する者たち

 一番目の敵対者ハダデはエドムの王の子孫で、かつて将軍ヨアブによって同族が断ち滅ぼされた時、かろうじて生き延びた人です。彼はエジプトに行ってパロに愛され、王妃の妹を妻として迎えることができました。ところが、彼は自分の国に帰ってソロモンに敵対する者となりました。
 二番目の敵対者はアラムの王になったレゾンです。三番目の最大の敵対者はヤロブアムです。彼は手腕家で誠実なソロモンの家来として、ミロと町を建設する時の管理者でした。そんな彼がアヒヤの預言を受けて自分が王になることを知り、ソロモンに敵対する者となりました。ソロモンはヤロブアムを殺そうとしましたが、彼はエジプトに逃れ、ソロモンが死ぬまでエジプトにいました。
 ソロモンは自分に逆らって起こった国内外の敵対者たちと戦い、彼らを追いかける晩年を過ごし、人生の幕を閉じます。神様を恐れ敬い、主のおきてに従っていた時は、全世界が驚いて褒め称える知恵ある王となりました。しかし、神様から離れて外国の女たちに従って偶像を拝むようになった彼は、生涯、敵対者たちのため苦しまなければなりませんでした。残念ながら、そこにソロモンを置いておられていた神様の御心を悟ることもありませんでした。

適用:私に敵対する人がいますか

一言:神様の御心を考えましょう


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