2019年 01月 18日 (金)
ヤロブアムの家のあとを除き去る
アヒヤは年を取って目が悪くなっていましたが、神様は彼にことごとく教えられました。アヒヤはヤロブアムの妻だと分かり、ヤロブアムの罪と彼の家に降りかかる災いをヤロブアムに伝えるように言います。神様はヤロブアムを、イスラエルを治める君主とし、ダビデの家から王国を引き裂いて彼に与えました。そして、ダビデが行ったように主のおきてと命令を守るなら、長く続く家を彼のために建てると約束されました。ところが、ヤロブアムはダビデのようではありませんでした。彼はこれまでの誰よりも悪いことを行いました。自分のためにほかの神々と鋳物の像を造りました。彼は神様を無用者扱いし、うしろに捨て去りました。それで、神様はヤロブアムの家に災いをもたらしてヤロブアムに属する者をすべて断ち滅ぼし、糞を残らず焼き去るように彼の家を除き去ってしまいます(10)。彼の家の者の死に方は悲惨です。彼の子はヤロブアムの妻が町に足を入れると死にます。神様はイスラエルの上に一人の王を起こしてヤロブアムの家を断ち滅ぼされます。ついには、イスラエルは先祖に与えられた良い地から引き抜かれて、ユーフラテス川の向こうに散らされることになりますが、それは彼らが偶像を造って主の怒りを引き起こしたからです。しかも、悪影響を及ぼしたヤロブアム一人がそもそもの発端だったのです。
適用:偶像はあなたと共同体を破滅させることを知っていますか
一言:偶像崇拝、破滅への近道
2019年 01月 19日 (土)
何もかも奪われたレハブアム
レハブアム王の第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って来ました。彼らは主の宮の財宝と王宮の財宝を奪い取り、ソロモンが作った輝かしい金の盾も全部奪い取りました。レハブアムは王宮の門を守る近衛兵の盾を金の代わりに青銅で作るしかありませんでした。レハブアムとヤロブアムの間には、いつまでも戦いがありました。
主のことばを離れて偶像を拝み、欲望のまま忌きらうべきならわしを行っていたレハブアムとユダを、神様はエジプトの王シシャクを通して裁かれました。こうして、彼らは大切なものを奪われてみじめな者となりました。神様の御言葉を離れると、欲望のままに汚れに引き渡されて恥ずべきことを行うようになります(ローマ人への手紙1:21-32)。その罪の代価は恥と惨めな思いです。レハブアムの母ナアマはミルコムを拝むアモン人でした。こんな母のもとで信仰教育を受けるのは難しかったでしょう。結果的にレハブアムは偶像を拝むことになり、栄光も奪い取られました。
適用:輝かしい栄光ある人生を願いますか
一言:偶像崇拝と情欲の罪を悔い改めて主に立ち返りましょう
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