聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2019]

2019年 01月 30日 (水)

列王記第一22:1-28(14)
主が告げられることを、そのまま述べよう

 ヨシャパテはみこころを求めることのできる他の主の預言者を探すように言い、イスラエルの王は預言者ミカヤを呼び出しました。ミカヤを呼びに行った使いの者は、他の預言者たちは良いことを述べているので、悪いことではなく、良いことを述べてほしいとミカヤに強要したのです。しかし、ミカヤはそれに屈せず、主が自分に告げられることを、そのまま述べると答えました。彼は幻の中で、全イスラエルが、山々に散らされ、飼い主のいない羊の群れのようであるのを見ました。彼らには主人がいなく、彼らをおのおの自分の家に無事に返さなければならないという主のみ言葉を聞きました。飼い主がいない、主人がいないことは、王の死を意味しています。また幻の中で、ひとりの霊がすべての預言者の口に偽りを言う霊になっているのを見ました。そして、神様は王に下るわざわいを告げられました。ミカヤは神様のみことばをそのまま告げただけですが、頬を殴られ、わずかなパンとわずかな水だけの獄屋に入れられました。ミカヤは迫害を受けても、顔色を窺わず、ありのままにみことばを伝える神様のしもべでした。

適用:あなたはどんな返事をするでしょうか

一言:主のみ言葉をそのままに



2019年 01月 31日 (木)

列王記第一22:29-53(38)
主が語られたことばのとおりであった

 イスラエルの王はミカヤの伝えた言葉に悔い改め、立ち返るべきでした。神様を畏れ敬い、従うべきでした。そうしていれば、わざわいを免れていたことでしょう。しかし、彼は悔い改めず、わざわいから免れようと自分で作戦を練っていたのです。人がいくら努力したところで、さばきの手から免れることはできないのにです。聖書は、彼の最後に触れながら、主が語られたことばのとおりであったと記録しています。聖書のみ言葉はひとつとして地に落ちることなく、すべてそのとおりに成就します。神様のさばきから逃れる唯一の道は、みことばを聞いて、悔い改めて従うことです。従うとき救いを得ますが、従わなければ、さばきの怒りを免れることができません。

適用:悔い改めもせず、さばきを避けようとしていませんか

一言:みことばのとおりとなった


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