聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 01月 23日 (水)

Ⅱ列10:1-36
主に対する熱心さ

 エフーは、自分がどんな目的で立てられたのかを深く理解し、100%忠実に行ないました。彼は、サマリヤにいるアハブの七十人の子どもを一人も残さずに、殺しました。また、ユダの王アハズヤの兄弟四十二人も殺しました。また、ヨナダブを同労者として得て、サマリヤに行き、アハブに属する者を一人も残さずに、打ち滅ぼしました。アハブの行動は、ある意味とても残忍なものでした。しかし、神様の御旨は、アハブの家の者を完全に滅ぼすことに、ありました。エフーは、最後まで、神様の御旨を成し遂げようとしました。これだけやればいいだろう、という自己中心の考えと適当主義に陥りませんでした。彼のこのすべてのものは、主に対する熱心さから出ていました。主に対する熱心さは、彼を忠実な使命人と変えました。主に対する熱心によって出て行く彼を、だれも止めることができません。私たちにも、神様に対する熱心さがある時、神様がこの時代に私たちにお与えになった使命を、最後まで担うことができます。神様は、この聖なる熱心を持っている者を助けられ、世の中は、この熱心を持っている者に敵対することはできません。
 エフーは、偶像撲滅にも一役買い、バアルを崇拝する者たちを一か所に集めて、皆殺しにしました。バアルの石の柱を壊し、宮も壊し、公衆便所にしました。しかし、彼は主の律法に従わず、ヤロブアムの罪から離れませんでした。惜しい事に、彼はさばきに対しては徹底的に行ないましたが、自分自身に対しては、徹底的に行なえませんでした。

祈り:主よ!私にも、主に対する熱心さをくださり、与えられた使命を最後まで担うことができるように、助けてください。

一言:最後まで、主に対する熱心


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