聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 01月 25日 (金)

Ⅱ列12:1-21
宮の修理に力を入れたヨアシュ

 ヨアシュは祭司エホヤダが教育をしている間、主の目にかなうことを行ないました。ヨアシュは祭司たちに、宮の破損している所を修理するように、指示を出しました。しかし、ヨアシュが王になって二十三年になっても、宮の破損部分は修理されませんでした。ヨアシュは祭司たちを咎め、修理することから手を引くようにしました。宮の修理を担う働き人を別に立てました。民たちが別に宮を修理するための献金するようにし、その献金は宮を修理することにだけ使うようにしました。宮は、神様の御言葉を聞き、祈る所です。宮が破損していることは、それだけイスラエルの信仰が崩れているということです。ヨアシュは宮を修理することで、イスラエルの信仰をもう一度立たせようとしました。私たちは、神様の御言葉を聞き、祈る場所が破損されないように、よく管理していなければなりません。何よりも、破損しやすい私たち自身と共同体の信仰が正しく立つように、いつも修理しなければなりません。
 アラムの王ハザエルがガテを攻め取り、イスラエルに向かって攻めて来ました。それでヨアシュは、主の宮と王宮との宝物倉にあるすべての金を取って、アラムの王ハザエルに送りました。神様に頼らず、お金を使って問題を解決しようとしました。その結果、アラムの軍隊は退きましたが、ヨアシュの家来たちは謀反を起こして、ヨアシュを暗殺してしまいました。主の前に正しく行なっても、神様に頼ることができなかった時、晩年は美しくありません。最初から最後まで、神様の御前で、生きなければなりません。

祈り:主よ!私が崩れた私の信仰に心を痛め、もう一度立てなおせるように助けてください。

一言:破損された所を修理しなさい


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