聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 02月 15日 (金)

Ⅱ列17:1-23
警告して仰せられた

 イスラエルの最後の王はホセアでした。彼は主の目の前に悪を行ないましたが、彼以前のイスラエルの王たちのようではありませんでした。ホセアはアッシリヤの王にみつぎものを納めましたが、突如拒みました。するとアッシリヤの王はホセアを牢獄に入れて、サマリヤを三年間包囲しました。表面的に見ると、ユダの滅亡の原因は、外交政策の失敗によるものでした。しかし聖書は、イスラエルの人々が、彼らをエジプトのパロから救ってくださった神様を捨てたからだ、と記しています。そのため、神様はお怒りになり、「イスラエルをアッシリヤの手に渡す」と言われました。神様は私たちを救ってくださいました。私たちがこの神様を恐れ敬わずに、他の神々を恐れ、仕える時、神様は私たちを滅ぼされます。また、この国が神様に仕えずに罪を犯した時、神様は、この国を祝福してくださいません。滅ぼされます。神様を恐れ敬う者だけが、神様の祝福を受けます。
 神様は、イスラエルの人々が悪い道を歩んでいた時、そのままお見捨てにはなりませんでした。預言者と先見者を遣わし、警告して、「悪い道から立ち返れ。」と仰せられました。しかし彼らは聞き入れず、彼らの先祖たちよりも、うなじのこわい者となりました。神様はひどくお怒りになり、イスラエルをその前から取り除かれました。私たちが悪い道を歩む時、神様はさまざまな方法で警告し、仰せられます。その時、かたくなになってはいけません。悔い改めて、立ち返らなければなりません。すると、神様は恵みを施してくださいます。

祈り:主よ!私が神様の警告の御言葉に耳を傾け、すぐに悔い改めることができるように、助けてください。

一言:警告される神様


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