聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2000]

2000年 12月 07日 (木)

歴代誌第一13:1-14
神様を恐れるダビデ

Ⅰ.神の箱を移そうとしたダビデ(1-4)
 ダビデは王になった後、全ての隊長と議論し、イスラエルの全集団の同意を受けて、神の箱をダビデの町に移そうとしました。彼は全ての国事を神様に尋ねようとしました(3)。彼は、その国が神様の御言葉の上に立てられることを望み、その国が神様の国になることを望みました。これがサウルと違う点でした(Ⅰサム13:13)。ダビデが神様の御言葉に治められる時、その国は堅固になり、メシヤ王国の模型になりました。
Ⅱ.神様を恐れるようになったダビデ(5-14)
 ダビデはイスラエルの全集団とともに、楽器に合わせて神の箱を新しい車に乗せてダビデの町に運びました。神の箱は必ずレビの子孫ケハテ族が肩にかついで運ばなければなりませんでした(民4:15)。ところがダビデはそのおきてを無視し、自分なりに忠実に新しい車を作って運びました。ところが途中で牛がひっくり返しそうになると、ウザは箱が落ちないように押さえました。それによって、彼は神の箱に触れば死ぬという神様の御言葉を破るようになりました(民4:15)。
 神様はすぐにウザを打たれて殺しました。ダビデは、この事件によって心を痛めましたが、神様を恐れるようになりました(12)。神様は自分勝手に仕えることができる方ではありません。必ず、神様の戒め通りに仕えなければならない方であること、を学ぶようになったのです。

祈り:主よ!私が自分勝手に神様に仕えていたことを悔い改めます。おきてに従って、主に仕えるように助けてください。

一言:神様のおきてに従って


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