聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2000]

2000年 12月 09日 (土)

歴代誌第一15:1-29
主の契約の箱をエルサレムに移したダビデ

Ⅰ.主の箱をかついで運ばせたダビデ(1-2)
 ダビデは、契約の箱を移そうとして失敗したことがありました(13:1-14)。しかしダビデは一度失敗したことを繰り返しませんでした。彼はその失敗を通して、神様の御旨を悟り、神様の御言葉に従って、レビ人たちに神様の箱を担いで運ぶようにしました(2,11-15)。神様の懲らしめを通して、神様の御旨を見つけて学ぶことは、神様がそれを尊く用いられる素晴らしい点です。
Ⅱ.神様に仕える祭司を立てたダビデ(3-29)
 ダビデは、契約の箱を担いで上りながら、イスラエルの全会衆がそれに参加するようにさせました(3)。そのようにすることで、彼は民たちに神様に仕える民としての使命感を持たせようとし、彼らの心に神様の御言葉を慕い求めるようにしました。
 ダビデは、神様に仕えることがどれだけ大きな祝福であるのかを悟り、神様に仕える姿勢を新しく持ちました。彼は、まず神様に仕えるように区別されたレビ人たちの数を把握しました(4-10)。そして契約の箱を担ぐレビ人たちを別に立てその身を聖別させ(12)、歌う者と楽器を演奏する者を別に立て、主の契約の箱を移す時に、喜びの声を上げて歌うようにしました(16)。彼らに亜麻布の服を着させ、自分も亜麻布のエポデを着ました(27)。このようにすることで、ダビデは神様の栄光を表しました。

祈り:主よ!私が神様の戒めに従って力を尽くして仕えることで神様の栄光を表すように助けてください。

一言:神様に栄光を


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