聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2000]

2000年 12月 15日 (金)

歴代誌第一21:1-30
人口調査をしたダビデ

Ⅰ.サタンに誘惑されたダビデ(1-8)
 ダビデは神様の助けによって大きな国を持つようになりました。その時、サタンはダビデを妬み、彼を傲慢にさせました。ダビデは自分の民がどれだけ多いのか、また自分がどれだけ強いのかを自慢したく、人口調査をするように命じました。ヨアブはそれを知り罪に陥りないようととめました。しかし傲慢になったダビデは彼の忠告を退け、人口調査を強行しました(4)。
Ⅱ.神様の憐れみを選んだダビデ(9-17)
 人口調査に出たヨアブはダビデを忌み嫌い、レビとベニヤミンを数えませんでした(6)。神様はこれを忌み嫌われ、イスラエルを打たれました。これを見たダビデは自分の罪を悟り、赦しを求めました。しかし神様は彼に三つの罰をの中から一つを選ぶように言われました。ダビデは神様の憐れみを信じ、神様の罰を受けようとしました。神様は疫病で七万人を打たれました。
 民たちが死ぬのを見ながら、ダビデは羊の群れを打たずに、自分を打つように求めました(17)。神様はダビデの祈りを聞かれ、救いの道を開かれました(18)。ダビデが神様が指定された所で、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげると、神様の怒りはおさまりました。ダビデは高い代価を払って赦しを受けました。罪には高い代価が要求されます。

祈り:主よ!私が自慢と傲慢がどれだけ大きい罪人なのかを悟り悔い改めます。私が主だけを誇り、頼ることができるように助けてください。

一言:傲慢を罰せられる神様


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