Ⅰ．主の宮の資材を多く準備したダビデ(1－5,14)
　ダビデは人の血を多く流させたために、自分が直接主の宮を建てることはできませんでした。しかし、ダビデはその子孫が神様の宮を建てるために必要な石と鉄と銅と木材を多く準備しました。彼は苦難の中にある時にも、金十万タラントと銀百タラント、銅と鉄を数えられないほど多く準備しました(14)。また、全ての技術者たちを待機させました。ダビデは神様を愛し、子孫が神様のために大きなことをするように、力を尽くして環境を備えました。
Ⅱ．ソロモンを準備させたダビデ(6-17)
　全てのものを準備したダビデはソロモンを呼んで、神様の御言葉通りに、主の宮を建てる使命を知らせました(6-11)。ダビデは宮の建築という偉大な使命を担わなければならないソロモンの弱さを理解し、共におられる神様、思慮と分別をくださる神様、律法を守れば、成功させてくださる神様を仰ぎ見て、心を強くし、雄々しくあれと激励しました(12,13)。そして、「立ち上がって、行ないなさい。主があなたとともにおられるように。」と命じました。
　イエス様は、私たちにあらゆる国の人々を弟子としなさい。全世界に神様の教会を立てなさいという使命をくださいました(ﾏﾀ28:20)。私たちは、信仰の先輩が築いておいた基礎の上に堂々と立って、全世界に神様の教会を立てなければなりません。

祈り：主よ！私は幼く足りないですが、信仰によって立ち上がりイエス・キリストの福音を通して、栄光ある神の宮を立てます。

一言：立ち上がって、行ないなさい。