聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2003]

2003年 01月 24日 (金)

Ⅰ歴代誌10:1-14
サウルが死んだ理由

Ⅰ.自決したサウル(1-12)
 イスラエルはペリシテとの戦いに負け、逃げましたが殺されました。サウルとその三人の息子たちも追撃に会い、結局死んでしまいました。特にサウルは辱しめを受けないように、自ら自決してしまいました(4)。
 人間の側から見ると、サウルは壮烈な死を迎えたようです。しかし彼は自殺で最後をしめてしまいました。自殺は神様の御旨ではありません。彼は神様の名誉のために死を覚悟して戦ったり、神様の助けを求めたりもしませんでした。ただ、自分が辱しめを受けることを恐れただけです。その結果どうなったのでしょうか。彼は首をはねられ、偶像と民の前に戦利品として展示されることで、辱しめを受けるようになりました(9)。
Ⅱ.主に逆らったみずからの不信の罪のために(13,14)
 13,14節をご覧ください。イスラエルが負け、サウルが死んだのは戦力が弱かったり、戦術が悪かったからではありません。サウルが神様に罪を犯したからです。具体的に彼は神様の御言葉を守りませんでした。また、神様に尋ねずに、霊媒によって伺いを立てました。
 成功と失敗は神様にかかっています。いくら計画をよく立てても、神様の御言葉に従わず、神様に尋ねない者は失敗します。しかし足りなくても、神様に聞き従い、尋ねる者は勝利します。

祈り:主よ!主の御言葉を聞かず、主に尋ねなかったことが失敗の原因であることが分かりました。私が主に尋ね勝利するように助けてください。

一言:罪が敗北の原因


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