聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2003]

2003年 01月 25日 (土)

Ⅰ歴代誌11:1-9
統一イスラエルの王になったダビデ

Ⅰ.神様の御言葉によって(1-3)
 サウルが死ぬと、全イスラエルがヘブロンに集まって、ダビデを王として迎えました。彼らは、神様がダビデをイスラエルの羊飼いであり、主君者としてお立てになったことを知っていました。ダビデを王として立てることが、神様に従うことであることを知っていました。それで長老たちがダビデに油を注ぎ、イスラエルの王としたので、神様がサムエルに言われた御言葉どおりになりました(3)。
 ダビデは内乱や暗殺のような人間の方法で王位に上りませんでした。彼は神様の時を待ち、全ての民の推薦を受け、統一イスラエルの王になりました。これは容易なことではありません。人間的な私欲と焦る心を捨てて、神様の御言葉通りに成就する確信を持たなければなりません。また、神様がお与えになる訓練を忍耐を持って受けなければなりません。ダビデは神様の時になるまで、荒野で亡命生活をし、王道を極める内面の訓練を受けたのです。
Ⅱ.主が彼とともにおられた(4-9)
 王になったダビデは、一番最初にシオン山の要害を奪い、この要害に住みました。ダビデはミロから周辺の町を築き上げました。
 時間が経つに従ってダビデは次第に強くなりました。これは万軍の主がともにおられたからです(9)。神様の助けは、どんな強大国の助けよりも大きく、列王たちの支持よりも、はるかに信じられるものです。神様がともにおられるので、誰もダビデを見くびることができませんでした。

祈り:主よ!私が焦る心を捨てて神様の御言葉を信じます。主がお与えになる内面の訓練をよく担うことができるように助けてください。

一言:御言葉の通りになった



2003年 01月 26日 (日)

Ⅰ歴代誌11:10-12:40
勇士たちに助けられたダビデ

Ⅰ.ダビデの勇士たち(11:10-47)
 10節をご覧下さい。ダビデの勇士たちが彼を助け国を得させ、また彼を王として立てました。その中の三勇士は一度に三百人を殺すことができるだけではなく、ダビデの望みをかなえるために命をかえりみませんでした。彼らはダビデを、自分の命よりさらに愛しました(19)。ダビデも勇士たちを命のように大切にしました。
 部下を尊く思い大切にする人に、実力がある人々が来るのは当然のことです。
Ⅱ.ダビデのもとに帰って来た勇士たち(12:1-40)
 多くの勇士たちがダビデのもとに帰って来ました。さらには、サウルの同族の中にも、ダビデのもとに来て助ける人々もいました(2,3)。イスラエルの各部族の勇士たちが人間的な情や血縁に縛られず、過ごしやすい故郷を離れて、日々ダビデのもとに集まって来ました。その理由は何でしょうか。
 第一に、ダビデが神様の前に正しかったからです(17)。不義がなく、神様を喜ばせる義人が人を得るのです(箴16:7)。
 第二に、御霊が彼らを感動させました(18)。政治的で、人間的な方法では人を得ることができません。神様がお立てになった人は神様が助けてくださいます。

祈り:主よ!私も多くの信仰の勇士たちを得ることを願います。私が主を喜ばせますので、聖霊が助けてくださるように祈ります。

一言:主を喜ばせれば人を得る


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