聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2003]

2003年 01月 28日 (火)

Ⅰ歴代誌14:8-17
事件ごとに神様の御旨を尋ねるダビデ

Ⅰ.神様に祈るダビデ(8-12)
 ダビデが王になった知らせを聞いてペリシテ人が攻めて来ました。彼が迎え撃ちに出た時には、彼らはすでにレファイムの谷間に突入していました。レファイムはイスラエルの腰の部分に当たり、戦略上の要塞地でした。事態は緊急を要していました。このような危機に直面した時には心が焦りやすいのです。
 しかし彼は落ち着いて祈りで神様の助けを求めました。これに神様は「上れ。」という作戦命令と一緒に勝利の約束をくださいました。ダビデは出陣して、水が破れるように敵を破りました。
 突然緊急の事態になる時があります。このような時焦りから、「祈り?自分の力で何かをして見せよう」と失敗しやすいのです。しかし戦争の勝敗は神様の手にあるのです。
Ⅱ.また祈るダビデ(13-17)
 ペリシテ人は戦列を整備して再び攻めて来ました。ダビデは勝利に酔いしれ、神様に尋ねずに以前のやり方で戦いに行くこともできました。しかし彼は大勝利の後にも、また謙遜に神様に尋ねました(14)。その時、神様は新しくバルサム伏兵作戦を下さることで、再び勝利を得たのです。
 初めに成功していたのに失敗する人は昔の古いやり方と経験に頼るからです。成功した後にも神様に謙遜に尋ねる人はいつでも新しくいつでも勝利をします。

祈り:主よ!過去の経験に頼らずに、いつも神様に尋ねることで新世代の福音の御業にも勝利するように助けてください。

一言:また、神様に尋ねることが勝利の秘訣


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