聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2003]

2003年 02月 03日 (月)

Ⅰ歴代誌19:1-20:3
気の小さい男ハヌン

Ⅰ.ダビデを誤解したハヌン(19:1-5)
 アモンの王ナハシュが死ぬと、その息子ハヌンが王になりました。ダビデは以前ナハシュから受けた恩を覚え、ナハシュの子ハヌンに恩返しをしようとしました。そして弔問団を送りました。ダビデは純粋で、また心が広い人でした。ダビデは、たとえ小さなものであっても受けた恵みを忘れず返そうとしました。
 しかしアモンのつかさたちとハヌンは完全にダビデを誤解しました(3)。また弔問団を侮辱しました。これを見たハヌンは人の正しい気持ちも知らずに、心が狭い人でした。このような小心者はダビデのような大物とは肩を並べることができません。
Ⅱ.奴隷に転落したアモン人(20:1-3)
 ハヌンは自分がダビデに憎まれるようになったと思い、お金で軍隊を買ってまず戦いを仕掛けました。しかし彼らはダビデの軍隊の相手にはなりませんでした。ヨアブは彼の軍隊を率いて出て行き、アモン人の地を荒らし、ラバを打って落しました。民たちは連れ出され、奴隷になりました。結局ハヌンとその民は奴隷に転落しました。これが思慮が浅い小心者の末路です。

祈り:主よ!私もハヌンのように心が狭い人間です。私の心を広げてくださり、大物の世界を見せてください。

一言:心が広い者になりなさい


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