聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2003]

2003年 02月 04日 (火)

Ⅰ歴代誌21:1-30
人口調査をしたダビデ

Ⅰ.サタンの衝動を受けたダビデ(1-8)
 ダビデは神様の助けで勝利の歴史を築きました。その時、サタンはダビデを妬み傲慢を植えました。サタンはダビデが人口調査をするように衝動を与えました。ダビデは自分の民の数を誇りたいと思い、軍事力に頼ろうとしました。ヨアブはこれを知って、進言しましたが、これを無視して強行しました(4)。
 勝利の時に誇りたい心の誘惑が起こります。この誘惑に勝つものが本当の勝者です。
Ⅱ.神様の憐れみを選んだダビデ(9-17)
 神様がこのことを思わしくないと考え、イスラエルを打たれました。ダビデは「しまった!」と言って罪を認めましたが、すでに時は遅かったのです。神様は三つの罰のうち、一つを選ぶように言われました。ダビデは神様の大きな憐れみを信じ、神様の手に陥ろうとしました。それで神様は疫病で民を打たれました。そこでダビデは、「罪を犯したのは自分なのに、羊の群れを打たずに私を打ってください」と願いました(17)。
Ⅲ.主に祭壇を築いたダビデ(18-30)
 神様はダビデの祈りを聞かれ、救いの道を示されました(18)。ダビデは多くの民を失っただけではなく、高い代価を払って神様が指定された所で、全焼と和解のいけにえをささげました。そのようにして初めて神様は彼を赦してくださいました。罪には高い代価が要求されるのです。

祈り:主よ!私が自慢と傲慢がどれだけ大きな罪であるのかを悟り悔い改めます。私が主だけを誇り、頼ることができるように助けてください。

一言:傲慢を罰せられた神様


<<(1)    前のページ(9)    10    次のページ(11)    (13)>>

聖書別日ごとの糧