聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2000]

2000年 12月 28日 (木)

歴代誌第二1:1-17
知恵と知識を私にください

Ⅰ.知恵と知識を私にください(1-10)
 ソロモン王は、全イスラエルの民とともにギブオンの高き所にある会見の天幕に行きました。そして、民たちとともに主の前にある青銅の祭壇の上で、一千頭の全焼のいけにえをささげました。この、驚くべきいけにえは神様に全き献身をするという心の表れでした。
 その夜、神様がソロモンに現われて何でも彼が願えば与えてくださると言われました。その時ソロモンは、「…今、知恵と知識を私にください。そうすれば、私はこの民の前に出入りいたします。さもなければ、だれに、この大いなる、あなたの民をさばくことができましょうか(10)。」彼は最高統治者としてあらゆる事において公正な判断を下すことによって正しく民たちに仕えることを願いました。
Ⅱ.富と財宝と誉れとをあなたに与えよう(11-16)
 ソロモンは富や財宝、誉れや敵に対する報復、長寿を求めませんでした。ただ民たちをよく治めるために、神様の知恵を求めたソロモンに神様は大きく感動されました。それで神様は彼に知恵を与えてくださるだけではなく、彼が求めなかったほかのものも与えると約束されました。その結果、ソロモンは自分の前の、また後の王たちにもないほどの知恵を得、富と財宝と誉れを享受するようになりました。さらに強力な軍隊をも持つようになりました。私たちが私利私欲のために祈るより、羊たちによく仕えるために神様の知恵を求めることができるように祈ります。そうすれば、その他のものも豊かに満たしてくださいます。

祈り:主よ!私もソロモンのように神様のみこころにかなった祈りをささげることができるように助けてください。

一言:羊たちに仕えることのできる神様の知恵を与えてください。


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