Ⅰ．神様の御言葉に聞き従ったレハブアム(1-4)
　レハブアム王は、国が二つに分裂すると、ユダとベニヤミン族を集め、北イスラエルを打とうとしました。その時、神様の御言葉が預言者シャマヤを通して臨みました。その内容は、分裂した根本的な理由はソロモン王が偶像崇拝に陥ったからであり(Ⅰ列11:9-13)、それに対する神様の罰なので、北イスラエルの兄弟と戦ってはいけない、と言うものでした。神様の御言葉を聞いたレハブアムは自分の考えに捕らわれずに、すぐ戦いを放棄しました(4)。彼が聞き従うと、神様は彼を多くの面で祝福してくださいました。
Ⅱ．霊的にも肉的にも強くなったレハブアム(5-12)
　レハブアムは戦争する代わりに、ユダ地域にある全ての町を強固にし、食料を貯蓄し、武器を備蓄することで、国を強くしました(12)。同時に、北イスラエル地域にいた祭司たちとレビ人たちがレハブアムのところに戻って来ました。その理由は、ヤロブアムが彼らを廃し、祭司の職分を担うことができないようにし、多くの高い所と偶像のために誰でも祭司として立てたからです。信仰の純粋さを失った所にはこれ以上住むことができないと考えた一般の民たちも、レビ人たちに従って全てエルサレムに行きました(16)。彼らは神様を愛し、神様にだけいけにえを捧げた三年の間、レハブアムは大きく強固になりました(17)。神様は御言葉に聞き従おうとする人々を多くの面で祝福してくださる方です。

祈り：主よ！私が神様の御言葉に聞き従い、信仰の純粋さを守ることができるように助けてください。その時、私を強くしてくださることを信じます。

一言：強さの秘訣は信仰、従順